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在日反国家団体代表、旅券発給拒否の取り消し求めて訴訟

在日反国家団体代表、旅券発給拒否の取り消し求めて訴訟

Posted July. 30, 2011 03:06,   

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日本に本部を置く反国家団体「在日韓国民主統一連合」(韓統連)の代表が、パスポート再発給の申請を拒否した外交通商部長官に対し、拒否処分を取り消してパスポートを発給するよう求める訴訟を起こしたことが確認された。

今回の訴訟は、在日本朝鮮人総連合会(総連)などの親北朝鮮団体構成員の出入国の要件を緩和し、彼らに対するパスポート発給を拒否できないと明示したパスポート法改正案をめぐる論議が起こっている中、提起された訴訟であり、訴訟の背景と結果に関心が集まっている。

29日、ソウル行政裁判所によると、韓統連議長のソン・マヘン(ソン・ヒョングン)氏は、今年4月1日、駐日韓国大使館にパスポートの再発給を申請したが、「不可」処分を受け、先月17日、外交部長官に対して行政訴訟を起こした。ソン氏は、1951年11月に大阪に生まれ、韓国国籍を取得した在日韓国人だ。

ソン氏が議長を務める韓統連は、73年8月に北朝鮮との「連邦制統一」を主張して結成した「在日韓国民主回復・統一促進国民会議」(韓民統)の後身。最高裁は78年6月、判決で韓民統を反国家団体と規定した。89年に韓民統は韓統連に名前を変えたが、最高裁は90年9月、韓統連も反国家団体と規定した。

しかし、ソン氏が反国家団体代表という点がパスポート再発給拒否の理由なのかどうかは確認されなかった。ソン氏は、訴状の中で「明確な理由も伝えずにパスポートの再発給を拒否したことは違法だ」とし「パスポート再発給が拒否される何の問題もない」と主張した。



verso@donga.com baltika7@donga.com