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南スーダンへのPKO派遣、韓国政府が積極的に検討

南スーダンへのPKO派遣、韓国政府が積極的に検討

Posted August. 02, 2011 07:17,   

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最近分離独立した南スーダンの再建と平和維持のため、韓国政府が軍と警察の派遣を積極的に検討している。

政府関係者は1日、「国連平和維持軍(PKO)の一員として非戦闘兵力を中心に派遣する場合、安全と費用面で大きな問題になることはない」とし「国際社会に貢献するために派兵を検討している」と明らかにした。同関係者は「すでにハイチなどに多くの工兵が派遣されており、派兵部隊の構成をどうするべきかを検討している」と言い「運用可能な兵力の種類や規模などについては把握済みだ」と加えた。

元裕哲(ウォン・ユチョル)国会国防委員長は「潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が今月中旬に大統領府を訪問し、李明博(イ・ミョンバク)大統領に韓国軍の派兵を正式に要請することになるだろう」と話した。元委員長は「潘総長は、韓国軍だけでなく、南スーダンの治安維持のための兵力派遣も希望している」と伝えた。

警察が部隊単位で南スーダンに派遣されれば、今年1月にアフガニスタンの韓国地方再建チーム(PRT)基地に40人余りが派遣されて以来、警察の部隊単位の海外派遣は史上2度目となる。

韓国は現在、ハイチ・タンビ部隊の280人あまり、レバノン・東明(トン・ミョン)部隊の350人あまりなど8ヵ国に計630人余りを国連平和維持軍として派遣している。これらの部隊は、国連の名の下で国連の費用で活動している。

また、多国籍軍の平和維持活動(韓国軍の名前で韓国政府が費用を負担)には、アフガニスタンのソシュノ部隊、ソマリアの清海(チョンヘ)部隊などに810人余りが派遣されている。

これに先立ち、潘総長は先月25日、ニューヨークの国連本部を訪問した元委員長ら韓国国会の国防委員らと会談し、工兵や医務部隊の300人余りの南スーダン派兵を要請している。南スーダンは先月9日、スーダンから分離独立し、国連は内戦が起きていた2005年1月からスーダンに平和維持軍を派遣してきた。



mhpark@donga.com