「高卒採用」が最近産業界の話題になっているが、高卒者の平均賃金は大卒者の6割に及ばないことが分かった。
雇用労働部(雇用部)は5日、昨年6月に全国3万2000の事業所を標本調査したところ、高卒者の時間当たり賃金は9944ウォンで、大卒者の1万7170ウォンの57.9%ぐらいだったと発表した。
同調査によると、大学院卒業者の平均時間給が2万6464ウォンで最も多く、短大卒業者は1万1587ウォン、中卒以下は8005ウォンにとどまった。短大、高卒、中卒以下の給与は、全体平均時間給の1万2878ウォンより安かった。年齢別には40代の時間当たり給与が1万2762ウォンで最も多く、30代(1万2064ウォン)、50代(1万1876ウォン)の順だった。
また年齢が高いほど勤労時間が長くなる現象を見せた。年齢別の週当たり総勤労時間は60歳以上が44.4時間で最も長く、50代が43.9時間、40代が43.6時間、30代が43.2時間だった。20代と10代はそれぞれ42.2時間と31.2時間にとどまった。
雇用部の関係者は、「60代以上は退職後に警備など1日24時間を2交代で働く仕事につくケースが多いため勤労時間が長くなったものと見られる」と話した。
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