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親北朝鮮サイト、運営者8人に1人が小中学生

親北朝鮮サイト、運営者8人に1人が小中学生

Posted October. 31, 2011 07:12,   

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この3年間で警察に摘発された親北朝鮮サイトの運営者8人に1人は小・中学生であることが明らかになった。これらの生徒は、ネットユーザーの関心を引くために北朝鮮を称賛する資料を集めたことが分かり、安全保障教育を体系的に再整備する必要があるという指摘が出ている。

警察が09年から、インターネット上で北朝鮮を称賛したり、宣伝した容疑で摘発した事例を分析した結果、閉鎖措置した親北朝鮮サイト281のうち小学生や中学生が運営するサイトが37あり、全体の13.2%だった。小・中学生らは、労働新聞など北朝鮮メディアの金正日(キム・ジョンイル)総書記の称賛文や写真をコピーして、自分のミニホームページやブログに掲載した。掲示物には、金日成(キム・イルソン)主席と金正日総書記の写真、北朝鮮国歌の歌詞、共産党宣言文などが含まれていた。

生徒らは、「北朝鮮関連文を掲載すればアクセス数が増えると思って」、「内容が珍しくて」、「格好よく見せたくて」などの理由で関連資料を掲載したことが分かった。警察は、摘発された生徒の両親に警告し、該当サイトを閉鎖した。

警察の関係者は、「コンピュータ授業時間にホームページのリンクや開設方法などを習い、生徒が親北朝鮮掲示物でサイトをつくったケースもあった」とし、「幼い生徒たちは、北朝鮮を称賛する内容を掲載すれば、周囲の関心を受けると考えていた」と説明した。

一部では、全国教職員労働組合(全教組)など左派寄りの団体に所属する教師が、教壇で北朝鮮に関する誤った情報を流布し、生徒が北朝鮮に対する誤った幻想を抱くようになったという指摘も出ている。警察がこの3年間で検挙した安保事犯360人のうち教師は31人で、職種では職業活動家(138人)の次に多く、皆全教組所属の教師だった。



neo@donga.com