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高麗大学院のEメール、北朝鮮と見られる勢力が不正侵入

高麗大学院のEメール、北朝鮮と見られる勢力が不正侵入

Posted November. 16, 2011 03:14,   

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高麗(コリョ)大学情報保護大学院卒業生たちの電子メールアカウントが、北朝鮮のハッカーと推定される外部勢力によって不正侵入されたことが明らかになった。

15日、同大学院によると、今月初め、一部の卒業生の大学院内部メールアカウントである「cist」からウィルスが含まれた悪性コードが同時に伝送された。同悪性コードがPCを感染させると、ユーザーが電子メールで交わした書類や画像などのデーターを簡単に盗むことができるという。

高麗大学の関係者は「誰かが資料を盗む目的で毎年発刊する卒業生の電子メールアドレスリストを確保して悪性コードをばら撒いたようだ」とし、「卒業生の多数が国家情報院や国防部に勤務しているため、重要な資料が流出した可能性が高い」と話した。

とくに同大学院は、北朝鮮のサイバーテロ脅威に対抗する人材育成を目的に来年から国防部と連携してサイバー国防学科を開設することにしており、今回の不正侵入が北朝鮮によるものである可能性が高いと推定している。

同大学のある教授は、事件発生直後、大学院の構成員だけに公開されたフェースブックに「不正侵入されました。北朝鮮の仕業のようです。メールサーバーが攻撃を受けました。これからはメールサーバーは使いません」と書き込んだ。

国家情報院は事故発生直後、同大学院を訪問しサーバーを調べ、電子メールの発信者を追跡している。



dodo@donga.com