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LGの上場10社、4258億ウォンの赤字

LGの上場10社、4258億ウォンの赤字

Posted November. 22, 2011 03:54,   

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LGを含めた国内上位10グループの第3四半期の純利益は、その大半が前4半期より激減したことが分かった。特に、「スマート衝撃」を受け苦戦しているLGグループの上場会社10社は、4000億ウォン以上の純損失を出した。

21日、金融情報会社、エフアンドガイドや金融監督院の公示システムによると、LGグループの上場会社10社(持株会社や金融会社を除く)の第3四半期の純利益(連結財務諸表基準)は、計4257億ウォンの赤字だった。

第2四半期は純利益が計9329億ウォンに上った。持株会社であるLGを合計しても、上場会社11社の純利益が、赤字になる可能性が高いと見られる。現在、証券会社各社が試算している持株会社LGの純利益の予測値は、計3102億ウォン。これを合計すればLGグループ上場会社11社の純利益は、約1150億ウォンの赤字に達する見通しだ。もし、LGグループの上場会社11社が、四半期基準の純利益で赤字を出せば、これは初めてのことである。

系列会社別で見ると、LG電子が4139億ウォン、LGディスプレーが6875億ウォン、LGイノテクが356億ウォンの赤字をそれぞれ出した。LG化学は、前4半期より18.1%減少したものの、計5116億ウォンの黒字を記録した。

LGグループの関係者は、「純損失が大幅に出たのは、持分法の評価方式を受け、系列会社各社の純利益を単純に合計し、赤字が重複して計算されたためだ」とし、「LGを除く上場会社10社の営業利益は、計4700億ウォン台の黒字であり、グループ業績が大幅に悪化したわけではない」と明らかにした。

LGのほか、三星(サムスン)や現代(ヒョンデ)自動車、ポスコなどの主要グループ会社の業績も、同様に第3四半期に入って軒並み悪化している。

三星グループ(業績を発表していない三星重工業は除外)の第3四半期の純利益は、計4兆288億ウォンと、第2四半期より2.1%減少した。系列会社別の純利益は、三星電子が3兆4417億ウォンと、前四半期より1.8%減少した。三星物産は41.6%増の1010億ウォン、三星エンジニアリングは15.8%増の1302億ウォンだった。

現代自動車グループの純利益は、第2四半期の4兆8317億ウォンから第3四半期は3兆2677億ウォンへと、32.4%減少した。純利益は、現代車=1兆9183億ウォン(マイナス16.9%)、起亜(キア)車=6479億ウォン(マイナス42.6%)、現代モービス=762億ウォン(マイナス21.4%)などと、軒並み直前の四半期より大幅に減少した。

このほか、ポスコの純利益は計2331億ウォンと、前四半期の1兆3720億ウォンより、実に83.0%も激減しており、韓進(ハンジン)グループの赤字規模も、第2四半期の2528億ウォンから第3四半期は6103億ウォンへと大幅に増えた。



teller@donga.com