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韓国人女性の性売買に関わった在豪男性に初の入国禁止措置

韓国人女性の性売買に関わった在豪男性に初の入国禁止措置

Posted December. 17, 2011 07:52,   

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海外で韓国人女性の性売買に直接・間接的に関わった疑いで国内への入国が禁止される初の事例が出た。

外交通商部は豪州現地で韓国人向けの情報誌に性売買の広告を掲載してきた50代の韓国人A容疑者に対し、13日、入国禁止措置を取ったと、16日発表した。この措置は「社会秩序または善良な風俗を害する相当な懸念がある場合」に入国を禁止できる出入国管理法11条4項によるものだ。政府が海外在住の韓国人性売買加担者に対し入国禁止措置を取ったのは今回が初めてだ。

政府は08年以後、旅券法12条、19条に従って、海外性売買容疑者に対する旅券無効化措置を施行してきているが、A容疑者は既に韓国国籍を諦めた状態なので、この規定を適用することができなかった。

これに先立って9日、チャンネルAの時事追跡番組の「ロック解除2020」でも豪州韓国人性売買の深刻性を告発した経緯がある。報道によると、ワーキングホリデービザをもらって豪州へ進出した韓国人女性が借金のため、性売買に巻き込まれて賃金搾取や性売買の強要など、人権侵害に露出されている。これを受け、両国は韓豪領事協議会を開いて強力に対応することにした。



shcho@donga.com