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米貿易代表部「韓米FTA発効は同盟と経済パートナーシップを強化」

米貿易代表部「韓米FTA発効は同盟と経済パートナーシップを強化」

Posted February. 23, 2012 07:45,   

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21日、米貿易代表部(USTR)のロン・カーク代表(写真)は「3月15日から発効する韓米自由貿易協定(FTA)は、アジア太平洋地域の中核同盟との経済パートナーシップを強化する」と語った。カーク代表は同日発表した声明を通じて、「今回の韓米FTA発効で1兆ドルに達する韓国経済が米国の勤労者と企業、農業や畜産業従事者に開放される」とし、「数週間後には韓米FTAによって約束された数万件の雇用と、より高い賃金が米国企業と勤労者の家庭に訪れる」と語った。

USTRも同日の声明で、「今度の発表は韓米両国が『大統領の日』連休にFTA移行のための相手側の法律と規制を検討した後出たもので、韓国政府とこれと関連した外交文書を交換した」と発表した。USTRは韓米FTAの発効で、製造業内で航空装備、農業装備、自動車部品、建築材、化学製品、電気装備、運送装備、製紙類など80%に及ぶ商品が、早速来月15日から無関税で韓国に輸出されると説明した。また、トウモロコシなど3分の2に及ぶ米国の農産物に対しても関税が無くなると発表した。自動車の安全と環境基準、規制透明性など無関税分野にもFTAが適用され、5億8000万ドル規模の韓国のサービス市場も開放されると紹介した。

米議会や財界、関連業界も一斉に歓迎した。デイブ・キャンプ米下院租税・貿易委員会委員長(共和党)は同日声明を発表し、「韓米FTAの発効は米国の雇用創出のために良いニュースだ」と述べ、「最近の厳しい経済状況で、経済回復と雇用創出に向けてできる限りの全ての努力を傾けなければならない」と強調した。トーマス・ドノヒュー米商工会議所会長も、「財界は米国内で雇用を創出し、競争力を高める今度の協定を発効させるために努力してきた交渉家にお祝いの言葉を伝えたい」と述べた。

全米製造業協会(NAM)も声明を通じ「米国の製造会社は力動的な韓国市場への輸出を積極的に検討しなければならない」と発表した。米国畜産協会(NCBA)のJDアレクサンダー会長は、「今度の協定は畜産業界としては最も記念碑的な両者貿易協定である」と語った。



yhchoi65@donga.com