Go to contents

米アトランタ韓国人サウナの悲劇

Posted February. 23, 2012 07:45,   

한국어

米国に於いて、ロサンゼルスやニューヨークに次ぎ、3番目に多い10万人あまりの在米韓国人が居住するアトランタで現地時間の21日夜銃撃事件が起き、容疑者を含む韓国人5人が死亡した。アトランタ北部・ノクロス市の警察や目撃者などによると、同日午後9時、カン某氏が経営する水晶サウナで銃撃事件が起き、カン氏やカン氏の家族・親戚ら4人が死亡し、容疑者の義弟も自ら命を絶ったという。

警察が入手した防犯カメラを分析した結果、カン氏の義弟である朴某容疑者は、午後8時25分ごろサウナ入り口前のレジでカン氏と口論になり、カン氏や姉、妹夫婦に発砲後、彼自身も銃で自殺したことが分かった。事件当時サウナの建物の中には、従業員や客など20人余りがいたが、朴容疑者は家族らにだけ発砲し、それ以外の人的被害は起きなかった。

この水晶サウナは、1998年にカン氏が妻や義妹らと一緒に営業を開始したもので、伝統的なコリアタウンであるドラビルと、在米韓国人が多く暮らす新興都市・ダラスとをつなぐ「ビュフォードハイウェイ」の中間地点にある。周辺の韓国人らはもとより、アトランタを訪れる韓国人もよく訪れる名所だったが、経済危機を受け、最近破産申請を申告するなど、経営難に苦しんでいたと地元のメディアは伝えている。カン氏の知人は、「カン氏は普段から、サウナの経営と関連し、妻の家族らとトラブルがあった」と証言した。別の知人は、「義弟が凶器で家族を脅したこともあったと聞いている」と主張した。

死亡したカン氏は敬虔なクリスチャンで、アトランタ韓国学校の理事やジョージア韓国人商工会議所・諮問委員長などを務め、民主平和統一諮問会議・アトランタ協議会委員として活動するなど、地元の有名韓国人として知られている。

一方、同日米ニュージャージ州の韓国人が多く暮らす地域では、20代の韓国人男性が、別れを求めた恋人である韓国人女性と口論の末、女性を車で轢いた後、再び3回も車で踏む残酷な方法で殺害した容疑で、検察に逮捕された。



yhchoi65@donga.com