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北朝鮮の潜水艦3〜4隻、東海基地出港後に姿を消す

北朝鮮の潜水艦3〜4隻、東海基地出港後に姿を消す

Posted April. 05, 2012 07:26,   

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最近、北朝鮮の潜水艦3、4隻が東海岸基地を出港後姿を消し、軍当局が鋭意注視している。

4日、軍筋によると、最近、東海岸の潜水艦基地2ヵ所から北朝鮮の潜水艦3、4隻が出港後、韓国軍の監視網から姿を消した。この潜水艦はサンオ級(370トン)潜水艦と推定され、現在まで具体的な位置が把握されていないという。

別の消息筋は、「最近、天候が暖かくなり、北朝鮮が潜水艦侵入訓練を活発に実施しているようだ」とし、「訓練を装った挑発の可能性も排除せず、動向を綿密に把握している」と話した。

軍当局は、北朝鮮が12〜16日に長距離ロケットを打ち上げると予告して対南挑発の脅威を高めているだけに、韓国軍の艦艇や軍基地を狙った奇襲挑発を強行する可能性に備えている。

さらに、哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没後、韓国軍が西海(ソヘ、黄海)5島と西海の北方限界線(NLL)一帯に北朝鮮への監視・攻撃戦力を集中配置している隙に、東海で不測の挑発に出る可能性があると、韓国軍は見ている。崔潤喜(チェ・ユンヒ)海軍参謀総長も先月、東亜(トンア)日報とのインタビューで、「西海に関心を集中させておき、東海や後方地域で『東に声して西を撃つ(声東撃西)』という悪辣な手口の挑発を強行する可能性はいくらでもある」と話している。

北朝鮮は、ロミオ級(1500トン)からヨンオ級(130トン)まで70〜80隻の潜水艦のうちの80%を東海に配置している。咸鏡南道利原郡遮湖(ハムギョンナムド・イウォングン・チャホ)と、この地域の南方の新浦(シンポ)沖にある馬養島(マヤンド)に大規模な潜水艦基地を構えている。韓米軍当局は、偵察衛星などで北朝鮮の潜水艦基地の動きを把握しているが、潜水艦が基地を出港して海中に潜ってしまえば、追跡は難しい。



ysh1005@donga.com