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北朝鮮の李英鎬総参謀長、「李明博輩党に報復聖戦」

北朝鮮の李英鎬総参謀長、「李明博輩党に報復聖戦」

Posted April. 26, 2012 08:03,   

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北朝鮮の李英鎬(リ・ヨンホ)朝鮮人民軍総参謀長は25日、平壌(ピョンヤン)4・25文化会館で開かれた建軍80周年中央報告大会で、「我々の体制と最高尊厳を冒涜する李明博(イ・ミョンバク)逆賊輩党に対する怒りで、復讐の血がにえたぎっている」とし、「逆賊輩党の牙城を踏みつぶす報復聖戦で、挑発者の息の根を止め、挑発の原点を跡形もなく叩きつぶす」と述べた。

また、李総参謀長は、「人民軍は帝国主義者が騒ぎ立てる高度の技術兵器を一撃で撃破・粉砕できる威力を持つ現代的兵器で武装されている」とし、「人民軍はいかなる現代戦にも十分に対応できる攻撃手段と防衛手段を完備した」と強調した。同日の報告大会には、金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記や党・政・軍の幹部が出席し、哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没と延坪島(ヨンピョンド)砲撃を主導し、一時左遷説が流れていた金格植(キム・ギョクシク)元第4軍団長も姿を現した。

北朝鮮は5年、10年単位のいわゆる「節目の年」を重視するが、今年の建軍80周年は相対的に静かに終わった。北朝鮮は、創軍60周年だった92年には大規模な軍事パレードをし、70周年の02年には労農赤衛隊の軍事パレードを行った。政府関係者は、「すでに金日成(キム・イルソン)生誕100周年(太陽節・15日)に大規模な軍事パレードをしたため、建軍節は静かに行ったようだ」と話した。

一方、朝鮮中央通信は、最近急浮上している崔竜海(チェ・リョンヘ)人民軍総政治局長が24日、金亨稷(キム・ヒョンジク)師範大学の改建補修工事現場を訪れ、現地を視察したと報じた。北朝鮮メディアが崔竜海政治局長の建設現場の視察を別途に伝えるのは今回が初めて。これまで北朝鮮メディアは、金正日(キム・ジョンイル)総書記や金正恩氏ら最高指導者を除いては、崔永林(チェ・ヨンリム)首相の現地視察しか報道したことがなかった。



shcho@donga.com