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米の対韓貿易赤字、FTA発効直後に3倍急増

米の対韓貿易赤字、FTA発効直後に3倍急増

Posted June. 11, 2012 08:40,   

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韓米自由貿易協定(FTA)発効直後の4月、米国の対韓貿易収支赤字が前月比で3倍に膨らんだ。

米商務省が8日に発表した資料によると、今年4月の米国の対韓貿易赤字は18億ドルで、3月の6億ドルに比べて3倍に増加したという。昨年同月(10億ドル赤字)に比べても2倍近く貿易赤字が拡大した。

特に、4月、韓国商品の輸入額は計55億ドルで、前月の44億ドルに比べて14.6%増かし史上最大規模となった。反面、対韓商品輸出額は37億ドルで前月(42億ドル)比12%減少した。韓国からの輸入が増えたのに対し、輸出は減少して貿易赤字幅が拡大した。今年に入って4月までの累計でも米国の対韓貿易赤字は41億2000万ドルで、昨年同期の35億2000万ドルに比べて17%増加した。

品目別では韓米FTA交渉で争点になった自動車と部品部門で16億5000万ドルの赤字となり、前月(14億5000万ドル)に比べて大幅に拡大した。

韓米FTAが3月15日に発効されたことを勘案すれば、4月の貿易収支は韓米FTA効果を判断できる初の指標という点で、当面は相対的に韓国側に有利に働いたと解釈できる。米通商専門メディアの「インサイド・ユーエス・トレード」は、「韓米FTA発効直後の4月の米国の貿易収支で対韓貿易赤字が急増したのは注目に値する」と報道した。



yhchoi65@donga.com