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李大統領「独島訪問は一種の地方巡り」

Posted August. 13, 2012 08:46,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は、今月10日に独島(トクト・日本名竹島)を訪問したことについて、「大統領として大韓民国の領土を訪問したもので、私にとっては一種の地方巡りだ」と述べたことが12日までにわかった。李大統領は独島訪問を終えた後、同行した小説家の金周栄(キム・ジュヨン)氏と李文烈(イ・ムンヨル)氏、河今烈(ハ・グムヨル)大統領室長らと大統領府で夕食を共にしながら、「私の独島訪問について日本政府があそこまで(批判的に)出るのを理解できない」として、このように述べた。これは独島問題に関して、従来の「静かな外交」路線を修正する意志を表明したものと解釈される。

李大統領は、「日本を必要以上に刺激したり対立したい気持ちはないが、過去史問題について日本政府がこれまであまりにも誠意がなかった」と独島訪問の背景を説明したという。とくに昨年12月に日本京都で開かれた野田佳彦首相との首脳会談に何度も触れながら、「野田首相と1時間を越えて慰安婦問題についてばかり話し合ったのに、野田首相はあれこれと話題を変えて誠意を示さなかった。会談後も日本政府の措置は全くなかった」と話した。

李大統領は日本政府について、何度も「残念だ」という表現を使ったが「日本が国際司法裁判所に提訴する可能性などが持ち上がっているけど、理解できない」と話した。一方、日本政府は李大統領の独島訪問に対応して独島と尖閣列島(中国名釣魚島)、クリル4島(日本名北方領土)を管轄する領土問題専従組織を設置することにし、外務省が関係省庁と協議中だと、日本経済新聞など日本マスコミが12日付で報じた。



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