野田首相親書を返送も日本外務省受け付けず、韓国外交官を門前払い

野田首相親書を返送も日本外務省受け付けず、韓国外交官を門前払い. August. 24, 2012 07:08. lovesong@donga.com lightee@donga.com. 韓国政府が日本の野田佳彦首相の親書を返送しようとしたが、日本政府がこれを拒否した。韓国側は当分の間、親書の返送を試みる方針だ。 ２３日午後、駐日韓国大使館のキム・ギホン参事官は、野田首相が李明博（イ・ミョンバク）大統領に送った親書を返すために日本外務省に行った。その前に電話で外務省に面談を要請したが、「親書返送に関する面談なら受け入れることはできない」と拒否し、事前の約束を取りつけることができなかった。 金参事官は大使館の車で外務省に向かったが、警護が正門で制止した。通常、大使館の車両は通されるが、この日は例外だった。金参事官は再び北東アジア課担当者に電話をかけたが、つながらなかった。 金参事官は午後３時４０分に日本外務省に到着したが、中に入ることができず、１時間後の午後４時４０分に大使館に戻った。この過程を取材したある日本人記者は、「親書を返送するという外交的欠礼の問題を離れ、返送を受付けないのはあまりにも幼稚だ」と話した。 韓国政府は、野田首相の新書返送の受付を日本側が拒否しても、しばらくはこれを要求し続ける方針だ。外交通商部当局者は、「日本側に新書返送のための面談の約束はまだとれていないが、新書を返送するという韓国の明確な意思を伝えており、日本の返事を待っている」と述べた。 日本が最後まで新書返送を拒否する場合、これを書留で送るか、外務省の郵便受けに入れるなど、一方的に日本側に伝える案も一部で議論されている。しかし、これに対して外交部当局者は、「現在、そのような方法は考えてない」と話した。