Go to contents

日本人観光客が初めて減少、独島領有権問題が影響か

日本人観光客が初めて減少、独島領有権問題が影響か

Posted October. 05, 2012 07:54,   

한국어

先月韓国を訪問した日本人観光客が1年前に比べて小幅減少したものと暫定集計された。前年同期対比、日本人観光客が減少したのは今年に入って初めてで、独島(トクド)領有権をめぐる対立で、韓日両国の関係が冷え込んだ影響が出ているものと分析される。

4日、韓国観光公社と観光業界によると、日本人観光客は先月から減り始めた。韓国観光公社のイ・ビョンチャン日本チーム長は、「正確な数値は今月の半ば過ぎから分かるが、旅行会社、航空会社、ホテルなどの実績をモニタリングした結果、先月、韓国を訪問した日本人観光客が1年前より2〜3%減少したものと推算される」とし、「特に、9月中旬から今月まで新規予約が低調な方だ」と話した。1〜8月の日本人観光客の数は昨年同期より23.4%増の246万3470人で、前年同期より日本人観光客が減少したのは8月まで一度もなかった。

このように日本人観光客が減少した理由について、イチーム長は、「日本のマスコミが連日中国で起きている反日デモを報道し、韓国も危険だという認識が広がっているため」と診断した。

観光業界も打撃を受けている。ウェスティン朝鮮ホテルは、9〜11月、日本人予約物量の中で30%がキャンセルとなった。ロッテホテルの関係者は、「8月、李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島を訪問して対日強硬発言を行った後、日本人の観光需要が目立って減少した」と話した。ロッテ免税店も先月1〜20日、日本人による売上が前年同期より7〜8%減少した。



yhkang@donga.com