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日本巡視船、今年だけで独島に71回接近

日本巡視船、今年だけで独島に71回接近

Posted October. 06, 2012 07:29,   

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韓国の強力な領土守護の意志にも関わらず、日本と中国政府の航空機や船舶が独島(トクト)や離於島(イオド)近くの地域に出現する例が毎年急増していることが分かった。

国会国防委員会所属の鄭熙秀(チョン・ヒス)セヌリ党議員が合同参謀本部から提出を受けて、5日に公開した国政監査資料によると、今年に入って9月まで、日本の巡視船が独島近くの海上に71回も出現したという。日本巡視船の独島近海出現は、08年94回、09年87回、10年95回、11年93回と今年までの5年間で約440回に上っている。

韓国軍の関係者は、「日本の巡視船が領海(12海里、約22.2キロ)を侵犯したわけではないが、韓国側の作戦区域に進入して独島の接続水域(24海里、約44.2キロ)まで近接したことを意味する」と説明した。接続水域は排他的主権が及ぶ領海ではないが、当該国が犯罪予防のための船検査など諸措置を取ることができる地域だ。同関係者は、「日本の巡視船が接続水域に接近しても領海ではない無害通航権が保障された公海上であるため、国際法上問題はない」と話した。

中国の官用機も、今年に入って9月まで14回も離於島近くの上空に接近していることが確認された。中国の官公船と海軍艦艇が離於島近くの海域に出現した回数も09年14回、10年16回、11年39回と毎年増加している。軍当局は、中国として韓国による離於島管轄権を認めていないことを対外にアピールしたい狙いがあるものと見ている。



ysh1005@donga.com