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在米の70代の韓国人女性教授、銃で撃たれ死亡

在米の70代の韓国人女性教授、銃で撃たれ死亡

Posted February. 13, 2013 03:02,   

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米ニューヨーク州・ロチェスター工科大学の70代の韓国人女性教授が、銃で撃たれて死亡した状態で見つかり、地元警察が捜査に乗り出している。

11日、ロチェスター工科大学と地元メディアによると、エドリン・チョン元ロチェスター工科大学教授(73、写真)は6日、死亡した状態で、トライオン公園の谷間から見つかった。地元警察は、現在容疑者を逮捕したが、容疑が裏付けられず、具体的な身元は公開していない。

ジェームス・シェパード・ロチェスター警察局長は、「容疑者と死亡したチョン教授とは、お互いに知らない間柄だが、さまざまな情況からみて、容疑者がチョン教授を狙って犯行を行ったものと見られる」と明らかにした。

警察は、チョン教授がほかのところで死亡した後、遺体が遺棄場所に移され、チョン教授の車が盗まれたことなどから見て、強盗事件に焦点を合わせて捜査を行っている。

ハワイで生まれた移民2世のチョン教授は、20年近くロチェスター工科大学のイメージングアート科学学部で芸術分野を教える非常勤教授として働いてきた。

1970年代初頭、ニューヨーク州に移り、家族無しに一人で暮らしてきたと地元メディアは明らかにした。大学側は声明を通じて、「衝撃や大きな悲しみは言葉では言い表せない。情熱や真心を持って学生や学校に奉仕してきた彼女は、尊敬と愛を受ける教授だった」と哀悼を表した。

地元メディアや知人らは、チョン教授は地域内の複数のボランティア組織や非営利団体で活動しながら、模範市民として尊敬を受けてきたと伝えた。



witness@donga.com